千代田区の特性

千代田区は人口約6.8万人(2023年8月現在)が住んでいる街です。皇居が千代田区の面積の15パーセントを占めまさに東京、日本の中心に位置しているといっても過言のない街となっています。人口は少ないものの日中千代田区に通ってくる在勤の方、在学の方は約100万人と言われており昼夜の人口差が日本で最も多い街で、日本にここしかない特殊な街となっています。また、都心回帰や再開発等により一時期4万人を切るまで少なくなった人口は6万人を回復し依然増加傾向であり新たな福祉のニーズも高まりつつあります。近隣の区と比較すると依然小規模ではありますが、多機能であることが求められています。えみふるはその一翼を担う施設です。在勤者、在学者も一緒の地域の輪となり活動すればすごい力になる街です。

ともに生きる

共生社会・共生の町づくり

障がいのあるなし、大人か子供、男か女かではなく、皆同じ人間であり世の中に存在しともに生きている事を知り、学び気づくことで、「その人らしい生き方」「一人ひとりの生きる道」を認め合い、ともに生きる社会の実現を目指します。

障害者の社会参加促進

共生社会、共生の町づくりとして、えみふるでは障害者の方の社会参加の促進を目指しています。障害のある・なしに関わらず、地域で暮らす全ての人々との架け橋となるよう、ひとつひとつ積み重ねていきます。

HIV/AIDSの理解と啓発

HIV陽性者の方であってもひとつの慢性病を抱えているだけで、他の人と何も変わりはありません。誰に対してでも平等に生活を支援していくことが、社会福祉の役割と考えています。 
HIV/AIDSの正しい理解と啓発を行っています。 
 
写真:福祉施設版 HIV感染者の受入マニュアル

出会う

福祉施設の地域開放をすすめます

地域のさまざまな人を呼び込み、地域の人と出会い地域の中で様々な人と新しい関係を築いていきます。 
そのために人を惹きつける魅力ある「施設マグネット化」を目指します。

行事の開催 (納涼祭)

えみふるを利用している皆さんと地域の皆様との出会いの場として、毎年えみふるでは夏に納涼会を開催しています。

交流する

多世代交流を推進します

地域にはさまざまな事情や立場を抱えた人たちが住み暮らしています。 
地域社会の関係性が希薄になってきている現在、一人ひとりが孤立や疎外感を抱えないよう、おなじ地域に生活する者同士として、みんな一緒に多世代交流を含めた触れ合い交流を推進します。

パン販売の実施

定期的に障がい者の製造したパンの販売を行っています。 
さくらベーカリー(千代田区) 
パソナハートフルパン工房 
カフェブンブン(リアン文京)のパンを販売しています。

地域振興企画

千代田区の障がい者福祉の貢献している団体を対象に、えみふるホール、講習室、活動室、音楽室の貸し出しを行っています。

支え合う

パラスポーツ普及活動

講師を呼んでのプログラムだけではなく、職員が地域に出向いてボッチャの普及活動に取り組んでいます。

被災地への寄付(募金活動)

えみふるでは3階のほっとサロンに被災地募金の募金箱を設置しています。

フードドライブ

千代田清掃事務所・千代田区社会福祉協議会が実施しているフードドライブの回収拠点の一つになっています。
 

車いすの貸し出し(千代田区車いすステーション)

えみふるでは千代田区車いすステーションになっています。車いすステーション用の車いすは1台です。
別に館内のみ貸し出し用の車いすもご用意しております。

育む

福祉講座や研修を行い、福祉に対する理解を深めます

福祉の理解を促進し、様々な生きづらさや生活の困難を抱えている人たちに共感的な理解が持てるように福祉の教育を行います。

手話講習会の開催

えみふるでは地域の皆様への手話の講習会を開催し地域の皆様の支えあいの輪を広げています。

2023年10月からのクラスの募集は終了しました。

ボランティア育成・夏休み体験ボランティア(学生)の受け入れ

えみふるには生涯学習としてのボランティアについて39(サンキュー)のプログラムを用意しています。ボランティアの参加形態はそれぞれの興味関心に基づいてボランティアコーディネーターと相談をしてマッチングします。1日30分、月1回などあなたに合ったスタイルで参加できます。お気軽にお問い合わせください。

実習生指導

えみふるは福祉の資格や教員免許の取得に必要な実習施設に位置付けられています。 
えみふるは地域の社会資源であり、将来の介護従事者の育成支援実習生の受け入れに関して社会的責務があると考えています。 
次の世代を担う介護・福祉・保育の人材を育成するため積極的に実習生を受け入れ、事業の社会化を目指します。学校の授業とは違う現場での経験は将来の貴重な経験をして頂ければと考えています。 
併せて私たち職員も原初の想いを再確認できる場と考えています。今後も積極的に受け入れを行っていきます。

障がい者清掃業務の支援

えみふるでは千代田区障害者就労支援施設・ジョブ・サポート・プラザちよだの皆さんに清掃業務を委託し働く場を提供しています。

集う

安心してすごせる場所を作ります

えみふるを拠点に地域の中での居場所づくりやたまり場の安心基地を築こうと考えています。安心、共感、癒し、活力、生きがい等を感じられる心地の良い地域の中のでの居場所づくりに寄与できたらと考えています。

自主活動

障がい者の皆さんの自主的な活動の場を提供しています。仲間が仲間を作り、どんどん地域の輪を大きくしていきたいです。

パソコンスマホサロン(千代田区在住の障がい者手帳所持者対象)

えみふるでは毎月第2・4火曜日の午後にパソコンスマホサロンを開講しています。途中入退場可能ですのでお気軽にご参加下さい。毎回講師の方が2名来館されパソコンやスマートフォン操作でわからないことを聞くことができます。

ネイルサロン(千代田区在住の障がい者手帳所持者対象)

えみふるでは毎月第4水曜日の午後にネイルサロンを開催しています。(事前申し込み必要。参加費1回100円)

えみふるにこにこマッサージ(千代田区在住の障がい者手帳所持者対象)

あんまの資格を持つ平松さんがボランティアマッサージを行ってくださっています。 
第3金曜日の午前に開催しています。(事前申し込み必要)

えみふるカットサロン(千代田区在住の障がい者手帳所持者対象)

ネオリーブルカ御茶ノ水店のオーナー小野寺さんがボランティアでヘアカットを行ってくださっています。(不定期開催・事前申し込み必要)

公開講座

えみふるでは不定期に千代田区にお住まいの方、千代田区内でお仕事をされている方、学校に通われている方を対象とした公開講座を開催しています。公開講座の開催に関する情報はこちらのホームページや千代田区の広報誌広報千代田でお知らせしています。申し込みはホームページ上からもできます。(一部を除く)

伝える

情報を発信していきます

えみふるの最大の目標は「笑みのあふれる社会づくり」です。そのために、様々な人たちとつながっていくために、私たちの活動を知っていただき、理解していただくことが重要だと考えています。えみふるでの活動を通して、共生の街づくりに向けて必要と思われる情報を発信します。

ふくしの発信

えみふるでは、「ふくし」とは何か?ということからえみふるの取り組みまで情報の発信を行っています。冊子、インターネット、SNSなど様々なツールを使い、より多くの方に「福祉」について知っていただく取り組みを行っていきます。

X(旧ツイッター)

えみふるでツイッターのアカウントを作成しました。アクセスしやすい方法でえみふるの情報をゲットしてください。

フェイスブック

えみふるでフェイスブックのアカウントを作成しました。今後は、ホームページだけでなくフェイスブックでも情報をどんどんお届けしますので、そちらの方もご覧ください 。

インスタグラム

えみふるでインスタグラムのアカウントを作成しました。日々の様子を写真でお知らせしていく予定です。

広報えみふる

えみふるでは定期的に広報えみふるを発行しています。広報誌えみふるは館内および千代田区内各施設にて配布しております。また、えみふるのホームページからもPDFファイルがダウンロードできます。

参加する

社会参加を推進します

えみふるの利用者の社会参加を推進する取り組みを行います。 
私たち一人ひとりが自分の力の範囲で無理なく、継続的に社会参加していくことが大切だと考えています。そのために、地域に出かけて行きさまざまな活動に参加することを大切にします。

近隣清掃への参加

えみふるでは毎月の町会清掃の際に生活介護の利用者の方も一緒に参加しゴミ拾いを行っています。

ふれあい福祉まつりへの参加

千代田区では千代田区社会福祉協議会が中心となりふれあい福祉まつりを開催しています。2022年の福祉祭りではちよだで多世代交流ciaoさんとボランティアグループおもちよさんと協力してボッチャひろばを開催しました。のべ372名の方にボッチャを体験していただきました。

文化芸術の秋フェスティバル作品展への参加

千代田区では毎年11月に文化芸術の秋フェスティバルとして作品展を開催しています。各講習会で作成した作品や生活介護のオブジェなどを出展しています。皆さん作品展を目標に日々の活動に取り組んでいらっしゃいます。

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